2022/03/16
2022/03/15
トサミズキ開花
我が家の春告げ花は庭に植えて 20 数年のトサミズキです.毎年早春の今ごろ蕾をほころばせ,次第に花穂を長く垂らして殺風景だった我が家の庭に彩を与えてくれます.
今シーズンは真冬が寒かったので開花が遅くなるかと思ったのですが,このところの高温で 1 週間ほど前からほころび始め,だいぶ花の数が増えてきました.
この花が咲くころは,地面ではフキの薹(とう)が満開状態,レンテンローズ(通称クリスマスローズ)も満開です.そしてマンリョウなどの赤い実は鳥たちに食べ尽くされてしまっています.
2022/03/14
アインシュタインの誕生日に
本日 3 月 14 日は,アルベルト・アインシュタインの誕生日.生年は 1879 年,没年は 1955 年です.彼が晩年を過ごした米国プリンストンでは,この日をパイの日としてパイを食べて祝っています.そう円周率 3.14 にかけているわけです.
と,こういう日ですが,ひな祭りの日の記事に書いたように,ロシアはウクライナへの侵攻の手を緩めていません.首都を包囲し,市街地を破壊して降伏を迫るという戦術だと思われます.私は,ウクライナとしてはそろそろ降伏を準備すべきと思います.これ以上,兵士と市民の犠牲者を増やしたり,近隣国への避難民を増やすことは得策ではないと思います.
それよりもいったん降伏して傀儡政権を作らせたのち,辛抱強くレジスタンス活動を行うべきです.ウクライナのような広大な土地で,仮に 2 万人がレジスタンスに参加すれば,ロシアはそれを取り締まるのに 10 万人以上の兵士と警察組織をウクライナ国内に維持しなければなりません.しかし経済制裁を受けているロシアにはその余力は持てないでしょう.兵士の給料が払えなくなる,さらには物資の補給もままならなくなる,現地部隊は不満を募らせ,本国でもクレムリンの中枢でプーチンの斬首(首を切り落とすのではなくチャウシェスクのように権力の座から引きずり下ろすという意味)が計画されるというシナリオです.
いや外国からの武器弾薬の補給や義勇兵が続けばまだまだ戦える,歩兵携行の対戦車ミサイル「ジャベリン」や,これも歩兵携行型の対空ミサイル「スティンガー」が威力を発揮しているではないか,という意見もあるでしょう.しかしジャベリンはミサイル一発が 2,000 万円もする大変高価な兵器なのです.スティンガーは一桁安いですがそれでも 1 発が約 400 万円.いくら効果的ではあってもこのような兵器を大量・長期に補給してくれる国などありません.
pixabay より転載
米国海兵隊のライブラリより転載
あと 10 日ほどで双方の兵力や武器弾薬は補給制約の状態におちいり,双方が手詰まりの状態に入ります.それを見越して停戦や降伏の交渉を行うのがこれからの最も重要な戦術ではないかと思います.ロシアはそうならないようにここ数日で集中的に攻撃の手を強めるかもしれませんが,ロシア軍も指揮系統に怪しいところがあるので,それができるかどうか?このあたりが戦況の分かれ目になるような気がします.
pixabay より転載
とにかく双方の犠牲者を少なく,避難民を少なく.かつてロシアがナポレオンからモスクワを守ったように,非常に地味な戦略ではありますが,ロシアの衰えを待つことが最善ではないかと思います.
2022/03/12
Refsort/Ruby v3.71 released
辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *5 *5)の改訂版 v3.71 をリリースしました.今回の改訂は先月リリースした v3.70 に残っていたロジックの不備を補うもので,機能的な変更はありません.
前回の改訂でコマンドライン・オプション "-E, --encoding" を導入しましたが,BOM によるエンコーディング設定との整合性が十分に取れておらず,エンコーディングの優先順位が混乱していました.今回の改訂はその優先順位を整理し,それに基づいて警告文を出す条件と文言を改めたものです.改めて書くと,エンコーディングの優先順位は
BOM > 埋め込みオプション > コマンドライン・オプション > ロケール
となります.辞書ファイルや入力ファイルで BOM が検出されれば,それに従ってエンコーディングが(実質的には UTF-8 に)設定されます.BOM がない場合,埋め込みオプションがあればそのエンコーディングが使用され,埋め込みオプションも無くてコマンドライン・オプションがあればそれが使用され,エンコーディングに関するオプションが何も指定されていなければデフォルトのロケールが使用されるということになります.
新設したコマンドライン・オプションは,辞書ファイルと入力ファイルの両方に有効な “共通エンコーディング” という概念を作ります.すると,辞書ファイルと入力ファイルが同じエンコーディング(ロケールと異なっていてもかまいません)で書かれてさえいれば,コマンドライン・オプションを付けて実行するだけで,自動的に入力ファイルと辞書ファイルの両方にそのエンコーディングが設定されます.このとき,辞書ファイルに埋め込みオプションが書かれていれば,優先順位によって共通エンコーディングは上書きされますが,それがコマンドライン・オプションと同じであれば問題は生じません.
エンコーディングをどのような手段で指定しようとも,辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングは同一でなければなりません.これが一致していなければ Refsort はエラーを吐いて停止します.従ってユーザーは自分がどのエンコーディングを選択しているのか,よく意識する必要があります.これはロケールの中だけの世界では注意する必要が無かったことです.
Refsort/Ruby とそれに関するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの Archive の中の Refsort/Ruby Archive をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます. Refsort 本体の refsort.rb は refsort_v371.rb というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に refsort.rb に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.エンコーディングは US-ASCII ですので,そのままでよいでしょう.ユーザーズガイドも若干改訂されています.
2022/03/10
2022/03/09
ぽかぽか陽気
- 商品名:ブラジル産天然水晶ポイント8本セット ・サイズ(1本):長さ 約50㎜以上
- 地中深く1000度にも及ぶ高温と数千気圧の環境の中で、長い年月をかけ成長する水晶。 その地球の膨大なエネルギ―を凝縮した天然水晶は置くだけで土地・場所を浄化し、人の肉体・精神・オーラを修復・活性化させ、幸運・成功をもたらす万能のパワーストーンとして重用されています。水晶ポイント(六角柱)は特にパワーが強く、鋭角の尖端部から集約された強いエネルギーを発すると言われています。
- 本製品は水晶原石を全面研磨加工したブラジル産の天然水晶です。 研磨された水晶は原石と比較して、穏やかで洗練された波動を有すると言われています。本製品は長さ50㎜以上の水晶を選別しています。使用例として器に水晶を立てて集めると、水晶クラスタ―と同様の強力なエネルギ―を放射し、その場を浄化してパワースポットにしてくれる開運グッズになります。ヒーリンググッズのパワーチャージにも使用出来るのでお勧めです。
- ヒーリンググッズ作成の材料として。浄化したい場所、エネルギーを高めたい部屋等に置いて住居をパワースポットに。器に集めて水晶クラスタ―代わりに。ワンド等のヒーリンググッズとして。水晶のポイント(尖端)を住居の角や梁に向けて置き、風水・家相の改善に。玄関に置いて盛り塩代わりに。
- 本製品は濁り、欠け、立て置きが出来ない等のアウトレット水晶です。観賞向きではありませんがパワーストーンとしての力に影響はありません。水晶内部の曇り(スモーク)、ヒビ(クラック)、内包物(インクルージョン)は天然水晶の特色です。インクルージョンには霊気が封じ込められており、心を落ち着かせ創造力を引き出すと言われています。天然水晶ゆえ各々大きさ、形に差があります。ご了承下さい。
商品の説明
2022/03/07
春の繁殖期が始まった
鳥たちの春の繁殖期が始まりました.オスがメスにディスプレイして番(つがい)形成の途中のもの,すでに番となって巣作りを始めたものなど,その段階は様々ですが,林や野原は緊張と躍動に満ちてきました.
上の写真は巣材を運ぶハシボソガラス.木の枝を組んだ巣はほぼ完成しているので,あとは産座を仕上げるだけなのかもしれません.巣を構成する木の枝の間に鮮やかな色のプラスチック製品がたくさん混じっているのですが,よく見ると洗濯ハンガーがずれないように止めるための竿ピンチです.
近くの民家からくすねてきているようですが,どうやって外して持ってくるのか確かめられずにいます.知能が高いハシボソガラスのことなので,ひょっとすると嘴でピンチを開いて持ってくるのかも?
2022/03/05
コガモの春
日本で越冬中の渡り鳥たちにとって,日が伸びて暖かくなってくると,そろそろ帰り支度を考え始めるはずです.きっと体のどこかがムズムズして,ああ早く北に帰って雪が残る沼地に降り立ちたい,卵を産んでヒナを育てたいと感じているのではないでしょうか?
散歩コースのコガモの群れにはまだそのようなソワソワした感じは見られませんが,北帰行に備えて栄養をつけておくことは今のうちが勝負です.そのためかどうかはわかりませんが,このところコガモたちは採餌に余念がありません.調整池の底をまさぐって何かを食べていたり,雨水が溜まった泥水のなかに浸かって水面をぶちぶちやっていたり.
北帰行ではどのようなコースを取るのでしょうか?一気にシベリアやアラスカに帰るのでは,到着地がまだ寒すぎて生きていけないので,中継地をたどって徐々に北上するのではないかと思います.例えば宮城県の伊豆沼や北海道の宮島沼は,越冬地であると同時に重要な中継地でもあるのだと思います.さらに北のサハリンや沿海州,カムチャツカ半島などにも中継地があるのかもしれません.そう思って地図を見ると,いかにも怪しそうな汽水湖や湖が無数にあります.今はまだ雪と氷の下でしょうが.
最近はバイオロギングを使った研究が盛んになったので,いずれ渡りの全容が解明されるのではないかと期待しています.カモの視点で渡りの映像が見られるようになれば素晴らしいと思います.
2022/03/03
血塗られたひな祭り
今日は桃の節句(上巳)のひな祭り.本来は旧暦の 3 月 3 日なので,新暦ではだいたい 4 月上旬から中旬頃になります.ちなみに幕末の安政 7 年 3 月 3 日(1860 年 3 月 24 日)には桜田門外の変で,大老・井伊直弼が水戸浪士に襲われ亡くなっています.
一方,ひな祭りにも関わらずロシアはウクライナへの侵攻を続けており,兵力の圧倒的な差から,時間はかかっても首都陥落は免れないと推測されます.陥落・降伏後に傀儡政権が樹立され,ロシアの属国となるわけですが,その後ウクライナ側にゲリラ戦を戦える余力が残っていれば,また国際社会がレジスタンスを支援できれば(代理戦争という負の側面はありますが),ロシアにとって成功したとは言えなくなるでしょう.このときまでには経済制裁が十分効いているので,ロシア自身が疲弊した状態になっていることもポイントです.
Pixabay より転載
このロシアの侵攻に対して国連は存在理由を問われるほど無力.欧州各国も対岸の火事を見物しているにすぎません.アメリカも動こうとはしません.これはコソボ紛争のときとは全く異なる様相です.ユーゴスラビアと異なり,ロシアが核兵器を持った軍事大国であることが主な理由でしょう.経済制裁はじわじわ効いてくるはずですが,その間に多数の人命が失われていくことは避けられません.
血塗られたひな祭りになってしまいました.私はとりあえず UNHCR に寄付を申し込みました.
2022/03/02
2022/02/28
2022/02/27
2022/02/26
2022/02/24
嘴を操るテクニシャン
私の散歩コースで見かけるタシギの群れは年末以来完全に居着いており,当地で冬越しをするのはこれで 2 シーズン目.住宅地の隙間の元谷津田だったところなのですが,ここだけは季節ごとに自然の営みが続いています.
泥水の中に長い嘴を突っ込んで餌を探し,無いとわかればすぐに引き抜いては次の地点に嘴を突き立てるという行動をせわしなく繰り返しています.嘴はある程度柔らかで触覚もあるようなので,それで餌となるミミズなどをまさぐっているのだろうと想像しています.
このとき,嘴を垂直にぶすっと刺すこともあり,斜めに突っ込んだり,あるいは首をひねって水平に近い角度で軟泥をすくったりもしています.まあ考えてみれば当たり前なのですが,餌を探すにはいろいろな工夫をしているということなのでしょう.
さらに,タシギの眼窩は頭の中心よりも後方上部に寄って出っ張り,眼球も飛び出し気味なので,両眼を合わせれば非常に広い視界が得られるはずで,タカなどの外敵を監視しながら餌探しをすることができるのではないかと思います.
2022/02/23
冬のスズメは群れる
ここ数日間は寒気の吹き出しで北西風が強く,雪国は豪雪で大変なことになっています.日本海には長大な距離を直線状に積乱雲が連なり,いわゆる線状収束帯を作って雷の放電が頻繁に起こります.そのとき光核反応が起こり,電子の対生成と対消滅が起きているそうです.これは本当に驚きですね.雷様ってすごい!金沢市内では各所に小型の観測装置を置いて観測が行われています.
Pixabayより転載
当地でも西風が強いのですが,今日はスズメが田んぼの際でたくさん群れていました.スズメは留鳥と思われがちですが,意外と長距離を移動しているようで,特に冬にはどこからともなく集まってきて,数百羽程度の群れを作って行動しています.
どういうわけか今日は彼らに落ち着きがなく,枯れたヨシやガマの茎に止まっていたかと思うと一斉に飛び立って別の繁みに移動することを繰り返していました.近くに数羽のモズがいたので,狙われているとでも思ったのでしょうか?
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泥水ぶちゅぶちゅ
昨日までは北風が強く,日本海側は大雪に降られていたのですが,今日は南岸低気圧が接近中で,太平洋側で雨が降り始めています.当地も夜から雨の予報.かなりたっぷりと降るようで,お天気のモードがだいぶ春っぽくなってきました.
散歩コースの鳥たちも,繁殖羽が伸びてきたもの,雄と雌が追いかけっこなどの繁殖行動をとっているもの,雄が盛んに囀り始めているものなど,春が近づいていることを思わせます.
今日は散歩路のすぐ近くの水たまりで,コガモが泥水の中に嘴を突っ込み,ぶちゅぶちゅと食べ物をまさぐっていました.一体何を食べているのか全くわからないのですが,プランクトンなのか,小さなミミズのようなものなのか,それとも何か植物質のものなのか?
昨シーズン,コガモがこの行動をとることに気が付いて,それから注意して見ているのですが,雨水が溜まった泥水の中に嘴を入れては一心不乱に何かを食べている姿はとても健気に見えます.シベリアまで飛んで帰れるだけの栄養を付けなければならないのですから.
私がビールを飲みながら食べこぼした煎餅のかけらを,ちまちまと拾っては食べるのとはだいぶ真剣さが違いますね.
2022/02/17
真冬のウグイス
冬至から8週間ほどが経ち,日がどんどん長くなってきているのが実感できます.日中の太陽高度が高くなり,日射しも強くなり,下手をすると顔が日焼けしてしまいます.
散歩で調整池の周囲を歩くと必ず出くわすのがウグイス.ただし冬はチャッチャッと地鳴きしかしないので,これがウグイスの鳴き声と知らなければウグイスがいることに気づかない人も多いと思います.
藪の中にいてせわしなく移動しながら鳴くことが多いので,姿を捉えるのはなかなか苦労します.ましてや藪の奥で移動している姿に焦点を合わせて写真を撮るには,数を打つしかありません.この写真は真正面を向いた瞬間に運よく焦点が合った一枚.
東アジアのウグイスの分類は流動的で,日本のウグイスは現在では Horornis diphone の亜種の一つ H. d. cantans とされていますが,近縁には H. canturians や H. c. borealis などもあって,何を亜種としてどこまでを種に含めるのか,議論があるようです.
2022/02/14
雨,上がる
このところお天気のモードが変わって,南岸低気圧がちょくちょくやって来ては雨や雪を降らせるようになってきました.厳冬期から早春へ移行する途中なのかなと思いますが,気温はなかなか低いままなので,まだ春を感じるようなことはありません.それでも日照時間はだいぶ伸び,日没が目に見えて遅くなってきました.
昨日は夕方から冷たい北風を伴った雨.夜半に一時雪に変わったようですが朝方には雨に戻り,大事には至りませんでした.日中は薄日が射して気温も上昇.
散歩に出かけてみると,調整池のメンバーに特に変化はなくいつも通りでした.アオサギが枯れガマの繁みの中でじっとたたずんでいましたが,瞬膜を閉じている時間が長かった..餌はちゃんと取れているのでしょうか?ダイサギの美しい飾り羽が長くなってきましたが,アオサギも繁殖羽が伸びてきたような感じです.
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